ブロードウェイの伝説たちが、続々と稽古場に来訪!

   

NYでの『プリンス・オブ・ブロードウェイ』リハーサルもいよいよ大詰め。
連日、ハイクオリティーな通し稽古が繰り返されています。

そんな中、稽古場には素晴らしいゲストが続々と来訪中。
『POB』の劇中でも、その名曲をこれでもかというほど堪能できる、ブロードウェイミュージカル界を代表する大物作詞家・作曲家の方々が、クリエイティブチーム陣の誘いを受けて、稽古の様子を見にきてくださいました!!

POB稽古場・ゲストと一緒に記念撮影

われらがハル(ハロルド・プリンス)さんとスーザン・ストローマンさんの間にいらっしゃるのが、作詞家のシェルダン・ハーニックさん(左側/紺のシャツ&チノパン姿)と作曲家のジョン・カンダーさん(右側/水色シャツ+黒シャツ姿)です!!
めちゃくちゃレジェンド!!!
というかこの写真、改めて見るとレジェンドてんこ盛りな…!

シェルダン・ハーニックさんは、『屋根の上のヴァイオリン弾き』で作詞を手掛けた方。
ほかにも、作詞家の故ジェリー・ボックさんと組んで『シー・ラヴズ・ミー』、『テンダーロイン』、『フィオレロ!』など、ハルさんの演出作品をたくさん手掛けられています。

『屋根の上のヴァイオリン弾き』は来月、渡辺謙さんの『王様と私』再演版を手掛けたバートレット・シャーの新演出でブロードウェイに再演版が登場します。
ちなみに、ハルさんは『屋根ヴァイ』初演をプロデュース。
この時は演出・振付をかの有名なジェローム・ロビンスが手掛けました。
『POB』では、シュラー・ヘンズリーさんがお見事なテヴィエ像を披露してくださいます!

そして、ジョン・カンダーさんと言えば、なんといっても『シカゴ』!!!
(これはハルさんの作品ではないですが、『POB』の脚本家、デヴィッド・トンプソンさんが再演版で脚色を担当しました。)
そのほかに、名コンビぶりで知られた作詞家の故フレッド・エッブさんと組んで、『キャバレー』や『その男ゾルバ』、『蜘蛛女のキス』を手掛けた方です。

さらに、日本ではあまり知られていませんが『フローラ、赤の脅威』のナンバーが『POB』のオープニングナンバーとしてダイナミックにショーをスタートさせます。

シェルダン・ハーニック/柚希礼音/ジョン・カンダー

こちらは、伝説×伝説×伝説の3ショット!
宝塚で数々のレジェンドを打ち立てた柚希さんも、大興奮のご様子でした。

 

POB稽古場・ゲストと一緒に記念撮影2

次はこちら。
前列センター、トレードマークのメガネを額に置いたハルさんの、向かって右側が、作曲家のチャールズ・ストラウスさん! この方も、伝説!!
あの、トゥモローが大好きな名作ミュージカル『アニー』で、作曲を手がけていらっしゃいます。

ハルさんとは、アメコミ「スパイダーマン」をモチーフにしたミュージカルコメディー、『イッツ・ア・バード…イッツ・ア・プレーン…イッツ・スーパーマン!』で組みました。
『POB』では、この演目からの隠れ好ナンバー、“ユーヴ・ガット・ポッシビリティー”に、ぜひご注目!
マリアンド・トーレスさん演じる秘書の女性シドニーが、ダイナミックかつコミカルな絶品ボーカルを披露してくれます。
ちなみに、スーパーマンことクラーク・ケントに扮するのは…ラミン・カリムルーさん!
ラミンさんの胸筋がまぶしい「S」アイコンのシャツをお見逃しなく〜♪

このほかにも、連日さまざまな演劇関係者や現地マスメディアが稽古場を訪れ、ショーの仕上がりをご覧くださっています。
そんなブロードウェイ関係者大注目の『プリンス・オブ・ブロードウェイ』が最初にお披露目されるのが、ここ、日本なわけです。
すごいことなんだな〜と改めて実感!!!

みなさま、どうぞお楽しみに!

 - 稽古場レポ